テクノロジスト 谷口が語る一歩先にあるVRの未来

谷口直嗣
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Q1.頓智ドット時代から今に至るVR/AR 次の技術的なあり方とは?

谷口直嗣
今のVRはOculus Rift等が引っ張っていますが、ヘビーゲーマー向けで、高性能なPCに繋いで楽しむものです。VRを楽しむためには3Dのパワーが必要なのだが、スマホの性能が上がればポータブルで、どこでも出来るようになると思います。

Q2.今回のVR+3Dサラウンドの親和性について

谷口直嗣
マンガは紙で読むものですが、その中に入り込むような感覚は3Dや2Dの表現はもとより、3Dサラウンド使う事で、「視界のの外」にあるものを気づかせることができます。これにより、いろんな表現ができるようになります。

Q3.VRデバイスとしてスマホやモバイルを活用した理由

谷口直嗣
モバイル(端末)を使うことによって、モバイルが持つネットワーク環境を使ってコンテンツの供給が可能です。また、いつでもどこでも見る事ができるのがモバイルの利点だと思います。

Q4.実際の使い方を教えて下さい

谷口直嗣
今回はスマホをいれる(milboxの様な)ダンボールゴーグルをつかいます。凸レンズが2つありまして、この中にスマホを入れることで視野角が170度ぐらいあり、かなり没入体験ができます。

Q5.今回『まじかる☆タルるートくん』をVR化するにあたって

谷口直嗣
マンガのVR化をしたいと相談を受けて、すべてを3Dでつくるのはコストがかかるし、VRは見るのが疲れますから、平面(2D)と3DをMIXしたいと思います。例えば東方力丸というマンガ読み聞かせ屋が下北沢がいて、マンガを読んでいる時に脇でキャラクターを演じてくれるのですが、彼はマンガの紙面から飛び出す体験を人力でやっていて、それをテクノロジーで再現出来れば、マンガが面白くなる。絵とサウンドと動きを決めて、セリフを変えればいろんな国の人に喜んでもらえると思います。

Q6.日本のマンガにおけるVR/AR導入による将来的な展望は?

谷口直嗣
日本の漫画を原作にして、アニメがたくさん3DCGで作られていて、それらはアセットと呼ばれる素材です。現状ではセルアニメをブルーレイやDVDで販売して終わりですが、それらVRコンテンツ化することで、次の(販売戦略としての)出口ができると思っています。これは日本にたくさん貯まっているので、いろんな国に出していけばコンテンツの発展が出来ると思います。

Q7.ご自身のマンガ体験をお聞かせください

谷口直嗣
ジャンプ世代なので、ジャンプで連載されたマンガはよく読んでいました。江川先生の作品をはじめ、北斗の拳やキン肉マン等を読んでいました。そういった作品がVR化するという話に関われてよかったと思っています。

Q8.江川達也先生の作品について

谷口直嗣
キャラクターが良いなと思います。女の子も可愛いですし、ストーリーもすごく読ませるなと思い、好きでした。東京大学物語はよく読んでいました。

Q9.谷口氏が考えるマンガコンテンツの世界拡散への可能性と技術革新

谷口直嗣
技術はコンテンツを創るための一要素だと思っています。マンガも色々な人が考えてきた、カット割りやセリフ回し、全体の構成等を一度テクノロジーに落とし込んで、一つのフォーマットにすれば、昔のマンガ家が作ったフォーマットを踏襲して、VRマンガクリエイターみたいなものが世界中で生まれてくると思います。

Q10.視聴者へメッセージをお願いします。

谷口直嗣
次のVRマンガコンテンツを創るのはアナタだ!てな感じですかね?(笑)

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