このマンガがすごかった!?「夢幻の艦隊大和」

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夢幻の艦隊大和
作者:本そういち
イブニング(講談社)、2006~2011

あらすじ
『大和』の沈没地点へ潜水艇で向かい途中に事故に会い、意識不明となった高校生のクスルが浸水したばかりの大和へタイムスリップする。
そこで出会った水兵を通じて日本を勝利させるために様々な画策を行う。
しかし、そこには『歴史の修正力』という見えない巨大な力が働いていた。

誰もが戦史を見る際に一度は考える
『あの時こうしてれば勝てた』
『こうしてればうまいこといった』
といった内容を実際にやってしまうのがこの作品。

妄想を実行してしまうこの作品には痛快感があり、その点では今人気の漫画原作のアニメ『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』に通ずる物があり、
某艦のゲームで艦艇に興味を持った方には是非読んでいただきたい作品です。

同じような世界観の作品には戦国自衛隊やジパングといった現代の自衛隊を過去に持って行き、歴史に介入する作品は数あれど、その殆どが
『歴史を極力変えないように』
というスタイルであり、露骨に『過去から日本を変えてしまえ!』とう作品は少ないように思います。
なので、本作品を読んだ際には合わせて方向性が真反対のジパングを読んで世界観の違いを感じることをお勧めしたい。

本作品の一番のポイントは『情報』を過去に持っていくのであって、他作品である様な『現代兵器』で無双してしまうという様な展開はない点。
その点でどう工夫して米軍の高性能な兵器を打破していくかが本作品の見どころです。(Y)